朝、8時に出て今日はP30号で走ります。
向かう先はガス検所です。 本当は研究所です。
途中で車の重量を公的な計量屋さんで測って行く決まりですが、何年ぶりかで行ってみると、計量屋さんは無くなってしまっていました。 電話で確認すると、ちゃんと測ってあるのなら要らないと言うことです。 先日測ってもらっておいて助かりました。
13:00からの試験の約束だったのでゆっくり走っていったのに午前中には着いてしまいました。
ここです。

元気に走って到着しました。 2日間がんばりましょう。

ここでは、こんな車も良く見ます。 何しろ'75年製くらい以降の並行輸入車は必ず通る検査場なのですから。 この車は後日、陸事でも見かけました。

試験場はシャッターが閉められていますが、この中でそれぞれ試験が行われています。

今回P30君が受験するのは10・15モード試験と11モードの試験です。
10・15モード試験はエンジン暖気後、アイドリング-加速-20km/h定常-減速-加速-40km/h-加速-70km/h-減速などのモードを3セット走行して排気ガスを全量採取します。 その中のCO,HC,NOxの3成分を分析測定して規定値以下であれば良いです。
11モードは次の日まで車を定温室に保管して、エンジン冷気状態から始動してすぐに11モードの走行をします。 やはり、全量排ガスを採取して上記3成分を測定します。
今日はまず、10・15モードの試験です。合格しないと明日の11モード試験には進めません。
さて、順番が来ました。 まずはリフトに車を載せて、排ガス低減装置の確認です。 今回の追加装置は触媒コンバーターです。
位置を確認すると試験室へ車を入れます。 いよいよ始まります。
車をベルトで固定して、点火や温度計測の測定器を取り付けます。 車の下のローラーは車重によって決まっているフライホイール負荷を与えられます。
まずは時速70km/hで10分間の暖気運転です。

計測用の機器類です。

計測室から見守ります。 運転は画面を見ながら試験場の方が行います。 私は室内でプロッターを見ながら結果を待ちます。
測定開始前にCO値がかなり出ていたので自分の工具で時間をもらって調整しました。

そして約2時間後。
結果はNGでした。 CO値が測定限界を超えてしまい、モードを最後まで走りきることなく終わりになってしまいました。
途中で何度か時間をもらい調整をしたのですが、やはりだめでした。
顔を洗って出直します。 車を試験室から出しました。
試験室には次の車、左ハンドルのスカイラインクーペ(?)が入って行きました。

残念ながら、今日は帰ります。
本当なら今日は車をここに置いて電車で帰るはずだったのですが、車は対策のやり直しです。
渋滞にはまりながら元気なく返ってきました。
残念。 試験は払い込んだお金で3回まで受けられます。
次回がんばりましょう。